「投資ってギャンブルでしょ?」
「お金持ちじゃないとできないんじゃない?」
初めて投資を考えるとき、多くの人がこうした“勘違い”をしています。
こんにちは、れい(@reilifedesign)です。
私自身、2020年に投資を始めるまでは同じように思っていました。
でも、正しい知識を持って取り組めば、投資は“将来の安心”をつくる強力な手段になります。
この記事では、初心者が特に持ちやすい投資の勘違いを10個取り上げ、それぞれに対して正しい考え方を解説します。読めば、投資に対する不安や迷いが少なくなるはずです。
- 投資初心者が抱きやすい10の勘違い
- 正しい考え方とリスクとの向き合い方
- 長く続けるためのポイント
- 投資を始めたいけど不安がある人
- 情報が多すぎて混乱している人
- 長期でコツコツ資産を増やしたい人
「お金の設計」って何?という方へ。お金で困らないようにできます。

投資のよくある勘違い10選と正しい考え方

投資初心者が特に信じやすい“間違った思い込み”を10個紹介します。
合わせて、なぜそれが誤解なのか、どう考えればいいのかも解説します。
1. 投資はギャンブルと同じ
「投資=ギャンブル」と思ってしまうのは、短期で売買を繰り返すトレードのイメージが強いからです。

私も始めるまでは、パソコンの画面を何枚も並べて睨めっこしているようなものが投資だと思っていました…。
確かに短期的な売買は運やタイミングに左右されやすく、ギャンブル的要素が高まります。
しかし、インデックス投資のように長期で運用する方法は、ギャンブルとは全く異なります。
投資先は企業や市場全体の成長であり、長い時間をかけて利益を積み上げていくため、運よりも「時間と継続」が成果を左右します。
2. 短期間でお金が一気に増える
投資は魔法のように資産が膨らむ仕組みではありません。
特にインデックス投資などの堅実な方法は「じわじわ増える」が基本です。



始めたばかりの時は、数円程度しか値動きがなく焦ったく感じました…。
1年や2年では大きな成果は見えにくいですが、複利の力が働くことで10年、20年後には大きな差になります。
短期的な値動きよりも、長期での成長を重視しましょう。



気長に続けていたら、2020年の時には考えられないくらい積み上がりました!
3. 元手が少ないと意味がない
「お金がたくさんないと投資できない」と思われがちですが、実際には毎月1,000円からでも始められます。



投資を始めた時に、友人に勧めたら「元手がないと無駄だよ。」なんて言われてしまいました。
本当に大事なのは金額の大きさよりも「習慣化」することです。
早く始めるほど、時間を味方につけられます。
少額でもコツコツ続けることで、将来大きな差が生まれます。
4. 値動きがある=危険
投資には必ず値動きがありますが、これは危険のサインではなく「資産が市場に参加している証拠」です。



よく聞く「リスク」は、危険を意味するのではなく振れ幅のことだと思いましょう!
短期的には下がることもありますが、長期的に見れば回復するケースがほとんど。
特に15年以上運用した場合、過去の統計上ほぼマイナスにならないことが分かっています。
5. 商品を頻繁に入れ替えないと儲からない
投資信託やETFなどは、運用の中で自動的に銘柄の入れ替え(リバランス)が行われます。
個人が頻繁に売買しなくても、指数に沿った構成が保たれるため、基本的には「買って持ち続ける」だけでOKです。
頻繁な売買はコストや税金がかさみ、かえって資産を減らす原因になります。
将来のためにお金を増やしたいけど、投資ってこわい…?そんなあなたへ。大学教員のれいが、2020年から続けているインデックス投資の魅力・メリット・始め方を実体験とともに解説。投資初心者にこそ読んでほしい一歩目の記事です。


6. 投資は知識がないとできない
確かに最低限の知識は必要ですが、すべてを覚える必要はありません。
インデックス投資のようにシンプルな商品を選べば、複雑な株価分析や経済予測をしなくても運用できます。
最初に基本を学び、あとは仕組みに任せることが可能です。



インデックス投資は、本当に素晴らしい発明品です!!
7. 貯金を全部投資に回すべき
生活防衛資金(生活費の3〜6ヶ月分)は必ず現金で確保しておきましょう。
投資は値下がりのタイミングもあるため、急な出費が必要なときに現金がないと、損を確定させてしまうリスクがあります。
まずは貯金、そのうえで余剰資金を投資に回すのが安全です。
投資だけでなく、貯金の大切さも確認しておきましょう!


8. 売買のタイミングが最重要
株価が下がったときに買い、上がったときに売る
──理想的ですが、実際にそのタイミングを正確に当て続けるのはプロでも困難です。
長期投資では、タイミングよりも「時間をかけて投資し続けること」が重要です。
積立投資なら、毎月自動的に買い付けるため、価格の上下に一喜一憂せず続けられます。



長い期間で考えたらタイミングを見極めることより、毎月淡々と買い続けることの方が遥かに大切です!
9. 出口戦略は気にしなくていい
投資は「いつ始めるか」だけでなく「いつやめるか」も大事です。
特にインデックス投資は、目的(老後資金、教育資金など)を達成するまでは売らず、計画的に取り崩します。
売却時期や金額を事前に決めておくことで、急な値下がりに動揺せずにすみます。



個人的には、買うことよりも売ることの方が難しい気がします。
今日売った方が良いのか、明日売った方が良いのか、それですら悩んでしまいそうなので、どのタイミングで売るかは事前に決めておきたいところですね…。
10. (特にインデックス投資)一度買ったら目的達成まで売らない
長期投資の基本は「途中で売らない」こと。
短期の値動きに反応して売ってしまうと、複利の効果が途切れ、リターンが減ってしまいます。
目的を達成するまでは保有し続け、売却は計画的に行うことが成功への近道です。



目的を達成するまでは買い付けを続けるのみ!
まとめ|投資の正しい理解が未来の安心につながる


投資には誤解がつきものですが、正しい知識を持てば「こわいもの」ではありません。
短期間で大きく儲ける魔法の方法でもなく、逆に一攫千金を狙うギャンブルでもありません。
時間を味方につけて、少しずつ資産を増やしていく地道な手段です。
今回ご紹介した10の勘違いから分かるように、投資は
- 長期的な視点で取り組むこと
- 無理のない資金で始めること
- 目的を達成するまで売らないこと
が成功のポイントです。
特にインデックス投資のような手法は、銘柄の自動入れ替えや積立による分散効果があるため、初心者でも始めやすく、忙しい人にも向いています。
ただし、生活防衛資金を確保し、出口戦略を考えておくことは忘れないでください。
投資の第一歩は、誤解を解き、正しい理解を持つこと。
そのうえで、長期・分散・継続の原則を守れば、将来の安心はぐっと近づきます。
「今からでも遅くない」と思えたら、それがスタートの合図です。



将来のためにも、今すぐ始めましょう!
みんなで笑顔になる暮らしの第一歩として、あなたも正しい投資との向き合い方を始めてみませんか?