「なんで就活うまくいかないんだろう…」
そう言っている学生の提出物を見ると、名前が抜けていたり、誤字脱字だらけだったり。
メールも返信がなかったり、文面があいまいだったり。
日ごろの挨拶や態度も「やる気があるのかな?」と感じてしまうことが少なくありません。
こんにちは、れい(@reilifedesign)です。

本人は“本気出せばちゃんとできる”って思ってる。でも、周囲には“今の姿”しか見えていないんですよね。
就活では、エントリーシートや面接だけでなく、普段の行動や言葉づかい、態度まで見抜かれていることに気づかない人が多くいます。
“自分ではやってるつもり”でも、“素の自分”はちょっとした瞬間に出てしまうもの。
そして企業は、そういうところを、意外としっかり見ています。
- 就活で落ちやすい学生に共通する行動パターン
- 提出物・メール・態度など、見られているポイント
- 信頼される人が普段から心がけていること
- 就活でなかなかうまくいかない理由がわからない人
- 「自分はちゃんとやってる」と思っている人
- 社会に出る前に“信頼される人”になりたい人
「考えの設計」って何?という方へ。考え方はより良くできます。


就活は「取り繕い」だけでは乗り切れない


就職活動は、履歴書や面接のときだけ「いい子」を演じていればなんとかなる——。
そう思っている人は意外と多いのですが、実際はまったく違います。
企業の人事担当者や面接官は、“その人の素の部分”を見ようとしています。
提出物の形式、メールのやりとり、企業説明会での態度…。
就活の本番以外の場面に、その人の“普段の習慣”がにじみ出るのです。



学生って、見られてないと思ってるけど、見られてる。しかも“ふとした瞬間”でバレます。
大学生活は自由に見えて、社会に出るための準備期間。 提出物、態度、メール…信頼を失う学生の共通点と、今すぐ見直したい習慣を大学教員が解説。


就活で見られている“あなたの素の部分”とは?


ここでは、実際に就職活動の現場でよく見られる“素の部分”と、その裏にある印象・評価について解説します。
実例を交えながら紹介しますので、「自分にも当てはまるかも…」と感じたら、ぜひ今のうちに見直しておきましょう。
提出物の扱い方でわかる「丁寧さ」
就活で最初に企業に届けるのが、エントリーシートや履歴書などの「提出物」。
この時点で、その人の“丁寧さ”や“誠実さ”が伝わってしまうことがあります。
よくあるNGパターンを挙げてみます。
- 提出した書類のフォーマットがずれている
- 氏名が抜けている、もしくは手書きが雑
- 日付が過去のまま、企業名の記載ミス
- ファイル名が「履歴書(最終版)修正版3」などのまま提出



“これぐらいでいいでしょ”って出した書類は、受け取った側にも“これぐらいの人なんだ”って伝わるんです。
提出物をおろそかにしてしまうと、実は大きく損をしています。


メールで見抜かれる「社会人マナー」
学生にとっては意外かもしれませんが、企業とのメールのやり取りも評価対象です。
ちょっとしたミスや配慮のなさが、大きなマイナス評価につながることもあります。
以下のような例には注意が必要です。
- 件名が「こんにちは」や空白
- 「お世話になります」などの定型挨拶が抜けている
- 宛名がない、署名がない
- 添付ファイルがない or 間違って送る
- 返信を返さない、返すのが遅すぎる
企業とのやり取りはすべて“評価対象”です。
たった1通のメールが、信頼を失う原因にもなり得ます。
言葉づかい・話し方に表れる「人柄」
面接や説明会などの「言葉づかい」や「話し方」には、その人の人柄がにじみ出ます。
どんなにスーツを着ていても、普段のクセはすぐに出てしまうものです。
こんな場面では要注意です。
- 敬語とタメ口が混ざる
- 面接前の雑談で気を抜きすぎる
- 企業説明会での質問が高圧的 or 上から目線
- 「マジっすか?」「全然アリっす」など、崩しすぎた口調



普段の言葉づかいって、本当に出ちゃうんですよね。
“急に敬語でしゃべってる”って、逆に不自然に見えることもあるんです。
怒られない、注意されないから大丈夫だとは限りません。


身だしなみ・姿勢・態度でわかる「責任感」
就活では、身だしなみや姿勢、態度も重要な評価ポイントになります。
特に企業説明会や面接当日のふるまいは、信頼感や責任感を測る材料になります。
見落としがちなチェックポイントを挙げてみましょう。
- スーツがしわだらけ、髪型が乱れている
- 姿勢が悪い(猫背・うつむき)
- 説明会中にスマホをいじる
- 遅刻ギリギリで来る、トイレから戻ってこない
- 面接後のお礼メールがない
どれも“当たり前”としてできていてほしいことばかりです。
評価されるポイントというより、「できていないと減点される」ポイントとも言えます。
「信頼される人」は何が違う?今から直せる5つのポイント


信頼される人は、特別なスキルがあるわけではありません。
違いは、“当たり前”のレベルが高く、安定していること。
この5つを意識するだけで、就活の印象は確実に変わります。
- 提出物は必ず確認し、丁寧に仕上げる
- メールはテンプレートに頼らず、自分の言葉で誠実に
- 日頃から敬語・挨拶を意識して話す
- 5分前行動を心がける
- 「お礼」や「報告」をきちんと伝える



面接自体はもちろんですが、面接“前”と“後”の行動も見られてますよ!
信頼されると人間関係が驚くほど楽に!大学教員の実体験から、信頼が人生を好転させる5つの理由と、今日からできる行動法を解説します。


まとめ|信頼される人になるために、日常を整える


就活では、表面的な“演技”はすぐに見抜かれます。
なぜなら、人はふとした瞬間に、普段の自分=“素の部分”が出るからです。
- 書類の丁寧さ
- メールの文面
- 敬語や挨拶
- 約束や時間の守り方
- 態度や言葉のクセ
どれも、普段からの習慣でしか身につきません。
だからこそ、「やるときだけやる」では遅いのです。



“信頼される人”って、面接で決まるんじゃない。
面接にたどり着くまでの行動で、すでに評価されているんですよ!
今日からできることはたくさんあります。
小さな改善が、あなたの未来を大きく変えるかもしれません。