「自由」の裏には「責任」がある|社会で通用する人が大切にしている考え方

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「大学は自由だし、別に行事とか出なくてもよくない?」
「怒られないからやらなくていいでしょ?」
そんな言葉を耳にすることが、年々増えてきました。

こんにちは、れい(@reilifedesign)です。

れい

確かに大学には、”試験を受けるために”必要な出席回数の決まりがあったり、“出席の義務”がない行事もあります。
けど、“来ない自由”を行使するなら、“来ないことへの責任”も負わないといけないことを理解する必要があると私は思います。

授業・オリエンテーション・学内行事に来ない。
人に迷惑をかけても気にしない。
都合が悪くなると人のせいにして、責任を取ろうとしない。

それでも「自分は自由に生きてるだけ」だと思っている人が増えています。

でも、本当の自由って、そんなに軽いものではありません。

📘 この記事でわかること
  • 「自由」と「責任」の関係性
  • なぜ“自由にしていい”だけでは社会で通用しないのか
  • 責任を引き受ける人が信頼される理由
🎯 こんな人におすすめ!
  • 「自由に生きたい」と思っている学生・若手社会人
  • 自分に都合の悪いことは避けがちな人
  • 社会で通用する「信頼される人」になりたい人
「考えの設計」って何?という方へ。考え方はより良くできます。
目次

自由は「好き勝手していいこと」ではない

自由とは「自分で選ぶことができる状態」ですが、その選択には必ず「結果への責任」が伴います。

たとえば、大学の授業。
出席が必須でない授業でも、学ぶ機会を放棄した結果、テストや実習で苦しむのは自分自身です。

オリエンテーションや行事に参加しないのも自由ですが、その情報を得られなかったことで不利益を受けたり、周囲からの信頼を失うこともある。

大学生活では、多くのことが「自己判断」に委ねられています。けれどそれは、「自己責任」が前提だからです。

自由に任せられているというのは、「大人としての判断と責任を持てる人」として見られているからこそ。

もし自由を“好き勝手していい”と履き違えて行動すれば、それは信頼を損なう第一歩になってしまいます。

怒られないからと言って、信頼が積み上がっているとは限りません。
大学生活は自由に見えて、社会に出るための準備期間。 提出物、態度、メール…信頼を失う学生の共通点と、今すぐ見直したい習慣を大学教員が解説。

責任を果たさない人がなぜ信頼を失うのか?

自由があるからといって、やるべきことをやらなかったり、人に迷惑をかけても平気な態度を取ったりする人は、周囲からの信頼を失っていきます。

大学では「自分で判断して行動する力」が求められますが、それと同時に「責任を果たす姿勢」が伴っていなければ、どんなに表面的に取り繕っていても、ふとした瞬間に“素”が出てしまいます。

ここでは、大学教員として見てきた“責任を果たさない学生”に共通する行動を3つご紹介します。

人に迷惑をかけることへの無自覚

レポートの締切に遅れても「ちょっとくらい大丈夫でしょ」と思っていませんか?

大学の教員は、限られた時間の中で多くの提出物を確認・評価しています。あなたの「ちょっとくらい」の遅れが、採点やフィードバックの計画を大きく狂わせることがあります。

また、履歴書の添削を依頼しているにも関わらず、自分で基本的な情報を調べなかったり、不備があったまま提出したりする学生も見かけます。
教員は就職支援のために時間を割いていますが、それが当然だと思っているような態度では、サポートを受ける側の責任を果たしているとは言えません。

さらに、自分たちが楽しければうるさくしても問題ないと考える学生もいます。
授業前後や学内イベント中に大きな声で騒いだり、周囲への配慮が欠けていたりと、「迷惑をかけている」という認識がない行動は、思っている以上に人の信頼を損ねているのです。

自分さえよければOKという態度

「自分はこの仕事やりたくないから、やらない」
「誰かが代わりにやってくれるでしょ」

そんな姿勢が見え隠れする場面は少なくありません。

自分がやりたくないからといってその作業を放棄すれば、誰かがその穴を埋めることになります。

つまり、自分の快適さを優先するために、他人の時間や労力を奪っているということ。

れい

その場ではうまく逃げ切れても、チームで動く力が求められる社会に出れば、すぐに見抜かれます。

「人のために」を考えて動くことで、信頼を得られる場合もあります!

都合が悪くなると他人のせいにする

「初めて聞いたからできなかった」
「言ってくれなかったから悪くない」

このように、責任を他人に押しつける発言をする学生もいます。

しかし、同じようなことが2回、3回と続き、そのたびに「自分は悪くない」と言い続けていると、周囲からは「この人は責任を取る気がない」と判断されてしまいます。

社会では、「知らなかった」では済まされない場面が多くあります。

大切なのは、自分の行動を振り返り、何が問題だったかを認めて改善しようとする姿勢です。

れい

間違いや失敗をしても、人のせいにせず、自分の言葉で説明しようとする人の方が、ずっと信頼されます。

責任を果たす人が選ばれる社会とは?

「自由に行動していいけれど、責任は取りたくない」
そんな姿勢では、社会で信頼される人にはなれません。

むしろ、社会では「責任を果たす人」こそが選ばれ、チャンスを与えられます。

✔️ 約束を守る人
✔️ 他人の時間を尊重できる人
✔️ 失敗を認めて改善しようとする人
✔️ 自分の役割を理解して行動する人

このような人たちは、職場でも学校でも、周囲から自然と信頼され、頼られる存在になります。

れい

“自由”を主張するなら、それにふさわしい“責任のある行動”を見せてほしい。そうでないと、本当の意味で信頼されることはないんです。

自由の恩恵を受けるには、それに伴う責任を受け止められる自分であること。
それが、社会に出てからも求められる土台になります。

信頼されると人間関係が驚くほど楽に!大学教員の実体験から、信頼が人生を好転させる5つの理由と、今日からできる行動法を解説します。

まとめ|自由には責任が伴う。だからこそ、信頼される行動を選ぼう

大学生活は、自分の意思で動ける「自由」が多く与えられた期間です。
けれど、それは“好き勝手していい”という意味ではありません。

  • 授業や行事に出るかどうか
  • 誰かに迷惑をかけていないか
  • 自分の言動に責任を持てているか

そういった行動の積み重ねが、社会に出たときに「信頼される人かどうか」を判断される材料になります。

れい

信頼は、ちょっとした態度や言葉の選び方から積み上がっていくものです。でも、一度失えば、取り戻すのはとても大変。

自由を享受するには、責任を果たすこと。
その姿勢こそが、社会で求められる“本当の自由”につながります。

今日からみんなで笑顔になる暮らしの第一歩を踏み出してみませんか?

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