「投資ってお金持ちがやることでしょ?」
「学生のうちから投資なんて、ムリじゃない?」
そんなふうに思っていませんか?
こんにちは、れい(@reilifedesign)です。
私も学生時代は、生活費のやりくりで精一杯で、投資なんてまったく関係ない世界だと思っていました。
でも実際には、学生でも少額から積立投資を始めることができます。
そして、学生時代から始めることには「時間を味方にできる」という大きな強みがあります。
100円や1,000円といった小さな積立でも、長い年月をかければ将来の安心につながるのです。
この記事では、学生が積立投資を始めるべき理由と注意点を、初心者向けに解説します。
- 学生でも積立投資ができる理由
- 学生が投資を始めるメリット
- 初心者が注意すべきポイント
- 「投資はお金がないとできない」と思っている学生
- バイト代や仕送りで少し余裕がある人
- 将来に向けて資産づくりを始めたい学生・若い社会人
「お金の設計」って何?という方へ。お金で困らないようにできます。

学生でも積立投資を始められるのか?

「お金が少ない学生には投資はムリ」と思う人も多いでしょう。
でも実は、学生でも無理なく積立投資を始めることができます。
なぜなら、証券会社で取り扱っている投資信託は100円から購入できる商品も多いからです。
毎月のバイト代や仕送りの中から、ほんのわずかな金額を積み立てることが可能です。
たとえば「毎月500円だけ積立」でも十分意味があります。
少額でも継続することで投資に慣れ、お金の流れを意識する習慣が身につくのです。
さらに、学生にとって強力な味方が「新NISA」制度です。
これは投資で得た利益が非課税になる仕組みで、長期の資産形成に非常に有利です。
本来であれば、利益に対して20.315%の税金がかかります。
将来のために早くからこの制度を利用すれば、少額投資でも効率よく資産を増やしていけます。
少額から始められる投資信託(100円〜)
投資信託は、株や債券などをまとめて少しずつ買える仕組みです。
証券会社によっては100円から購入できる商品もあり、学生でも無理なく投資を始められます。

私は大学院生のときに初めて積立投資を始めましたが、そのときの設定は毎月1,000円でした。
本当に小さな金額でしたが、「自分も投資できるんだ」と思えた瞬間を今でも覚えています。
少額であっても「やってみる」ことに意味があります。金額よりも習慣化が大切です。
バイト代や仕送りの一部でできる積立投資
慣れてきたら、積立額を少しずつ増やしていくのもおすすめです。
私の場合、最初は1,000円からでしたが、慣れてからはバイト代の10%を目安に積み立てていました。
「毎月のバイト代から2,000円〜5,000円」など、自分の生活に無理のない範囲で設定すればOKです。
大切なのは金額の大きさではなく、未来のために「残す仕組み」をつくることです。
新NISAを活用すれば非課税で運用できる
投資の利益には通常20.315%の税金がかかります。
しかし「新NISA」を使えば、その税金がかからず、利益をそのまま受け取れるのが大きなメリットです。



私もNISAを使っています。
まだ売却していないので「税金がかからない」という実感はないんですが(笑)、これから先に大きな安心につながると考えています。
学生のうちから非課税の仕組みを利用できるのは、将来の資産形成にとても有利です。
学生が積立投資を始めるべき理由


「お金がない学生が投資なんて…」と思うかもしれません。
でも実は、学生だからこそ積立投資を始める価値があります。
ここでは、その理由を3つに分けて紹介します。
時間を味方にできる「複利効果」
投資で最も大きな武器は「時間」です。
お金は投資に回すことで増えるだけでなく、増えた分にもさらに利息や利益がつく——これを複利といいます。
たとえば、毎月5,000円を年利5%で20年間積み立てると、元本120万円が約204万円に。
同じ条件で40年間積み立てれば、元本240万円が約760万円になります。



私自身、2020年から積立投資を始めましたが、もしもっと早く学生の頃から続けていたら、複利の力でどれだけ差がついたか…と思うことがあります。
学生のうちから始めれば、時間を最大限に味方につけられるのです。
お金の管理力が身につく
積立投資を続けると、「お金をただ使う」から「お金をどう残すか」という感覚が自然と身につきます。
たとえばバイト代が入ったときに、先に10%を積立に回してから残りで生活する。これだけで“お金を管理する習慣”ができます。



私はバイト代の10%を投資に回すルールにしていました。
最初は少しきついかなと思いましたが、慣れると逆に“残すのが当たり前”になって、無駄遣いも減りました。
お金の使い方に工夫ができるようになれば、社会人になってからも強い武器になります。
投資の前に貯金の方法が知りたい人はこちらから!


将来への安心感が得られる
学生のうちは「将来のお金の不安」を感じにくいかもしれません。
でも、奨学金の返済や就職後の生活費、老後資金など、これから必要なお金はたくさんあります。
積立投資は、そうした不安を少しずつ解消する手段になります。
たとえ月1,000円でも積立を続けていれば、「自分は将来に向けて準備している」という安心感につながります。



私は奨学金を借りて大学院まで進学したので、お金の不安が常にありました。
投資を始めてからは「少しずつでも前に進んでいる」という感覚が得られて、気持ちが楽になりました。
より詳しい投資を始めた方が良い理由はこちらから!


積立投資の始め方ステップ(初心者向け)


「積立投資って、実際どうやって始めればいいの?」と思う人も多いでしょう。
でも心配はいりません。大きく分けて3つのステップでスタートできます。
👉 詳細な商品選びや証券会社の特徴については、別の記事で詳しく解説する予定です。



ここではあくまで「簡単な」紹介です!
ステップ① 証券会社で口座を開設する
SBI証券や楽天証券といったネット証券がおすすめです。
スマホからでも簡単に手続きができ、学生でも開設可能です。
ステップ② 毎月の積立額を決める
無理のない範囲で大丈夫です。
れいも最初は1,000円からスタートしました。
慣れてきたら少しずつ増やすと良いでしょう。
ステップ③ 投資信託(インデックスファンド)を選んで自動積立
初心者には「全世界株式」や「米国株式」などのインデックスファンドが人気です。
一度設定すれば、あとは自動で積立を続けてくれます。
将来のためにお金を増やしたいけど、投資ってこわい…?そんなあなたへ。大学教員のれいが、2020年から続けているインデックス投資の魅力・メリット・始め方を実体験とともに解説。投資初心者にこそ読んでほしい一歩目の記事です。


学生が積立投資で注意すべきポイント


積立投資はシンプルで続けやすい方法ですが、学生だからこそ気をつけたいポイントがあります。
この部分を意識しておくことで、安心して投資を続けられます。



この注意点を押さえれば、学生でも無理なく投資を続けることができます。
学費や生活費を圧迫しない
投資は「余剰資金」で行うのが基本です。
学費や家賃、食費を削ってまで投資に回すのは本末転倒。生活が不安定になると、投資を続けるどころではなくなります。



私はバイト代の10%を積立に回していましたが、これは「生活に影響がない範囲」と自分で決めていたからです。
学費や生活費を削ってしまうと、精神的にも余裕がなくなってしまいます。
本末転倒です。
投資は長く続けてこそ成果が出るもの。
まずは生活を最優先にしましょう。
短期的な利益を求めない
「1年で倍になる」
「すぐにお金持ちになれる」
という言葉に惑わされないことが大切です。
積立投資は短期で大きく増やすものではなく、10年、20年と時間をかけてじっくり育てるものです。
直近の値動きに一喜一憂するのではなく、「未来のための準備」と考えることが成功への近道です。
出口戦略を持つ(教育資金・就職後の運用につなげる)
投資は
「いつまで持ち続けるか」
「どんな目的で使うのか」
を決めておくことが大切です。
教育資金や留学資金、就職後の生活資金など、明確なゴールがあれば途中で売却に迷うことも減ります。



私は「老後資金」と「将来の子どもの教育資金」という2つの目的を決めて投資しています。
まだ売却はしていませんが、目的があるだけで安定感が違います。
学生のうちは「とりあえず将来のため」で大丈夫です。
社会人になったら、より具体的に出口戦略を考えていきましょう。
まとめ|学生のうちから始める積立投資は将来の安心につながる


投資というと「怖い」「お金がかかる」と思われがちですが、実際には学生でも少額から始めることができます。
今回の記事でお伝えしたポイントを整理すると、積立投資は次のような特徴があります。
- 100円からでも始められる:証券会社によっては少額から投資信託を購入でき、学生でも無理なくスタート可能。
- 時間を最大の味方にできる:若いうちに始めることで、複利効果が大きく働き、将来の資産に大きな差が生まれる。
- お金の管理力が身につく:バイト代や仕送りの一部を積立に回すことで、お金を計画的に扱う習慣ができる。
- 将来への安心感が得られる:少額でも「自分は準備を始めている」という安心が、不安を和らげてくれる。
ただし、投資は生活費や学費を削ってまで行うものではありません。
無理のない範囲で積立を続けること、そして目的(教育資金や老後資金など)を決めておくことが大切です。



私は大学院生のときに1,000円から始め、卒業時にはバイト代の大半を積立に回していました。
社会人になってからは、ある程度の現金を残してほぼ全て投資に回しています。
少額からでも「未来の自分の安心」を作れていると感じられますよ!
学生のうちから投資に触れておくことは、単なるお金の増減以上に、「金融リテラシーを高め、将来を主体的に設計する力」を養うことにもつながります。
みんなで笑顔になる暮らしのために、あなたも一歩踏み出してみませんか?